今回はトロントの公共交通であるTTCについて紹介したいと思います。
この公共交通のシステムがめちゃくちゃスムーズで感動しました。
「この感動を誰かに伝えたい!」という思いでこの記事を書いていきます。
まずは路線図から
路線図はこのようになっています。
基本的な地下鉄は2本だけ。
縦に貫く黄色のラインと、横に走っている緑のライン。
この2つです。
ダウンタウンの最も栄えているエリアは黄色の線と緑色の線で囲まれているエリアといえば分かりやすいかもしれません。
もちろん他のエリアにも栄えているエリアはたくさんあります。
地下鉄は分かりやすいですよね。
南北の縦を貫く黄色のライン。
東西の横を貫く緑のライン。
一部のエリアには赤のラインで示したストリートカート呼ばれる路面電車も走っています。
こんな感じのやつ。
ストリートカーは路線図でも分かる通り地下鉄が通っていないけどひかくてき栄えているエリアを走っています。
そしてこの路線図に書いていないところはバスです。
バスは縦にも横にも走っています。
分かりやすいのはほとんど曲がることがなく、一つの通りを一つの路線が担当しているということ。
乗るときは方面だけ確かめて乗れば迷うことはありません。
バスも本数が多く、ステイ先から徒歩3分くらいのバス停には2〜3分待てば大体バスが来ます。
特筆すべきは乗り継ぎのスムーズさ
トロントの公共交通機関は1回の利用が、3.2$。
1回カードをタップするとそこから2時間は乗り継ぎをしても、1度降りてからまた乗っても、それ以上お金はかかりません。
乗り継ぎはもちろん、例えば30分くらいかけてダウンタウンに行って買い物をして、帰ってきても2時間以内なら帰りの電車賃はかかりません。
なので、例えば地下鉄駅まで歩いていける距離だったとしても乗り換えの料金はかからないので、料金を気にせずにバスを使う事ができます。
行き先によって値段が違うことがないのも旅行者には分かりやすいですよね。
東京とかのバスってめちゃくちゃ分かりにくいですよね。
乗り場がどことか、どのバスがどこへ行くとか・・・
トロントは、バス→地下鉄・地下鉄→ストリートカーなどの相互の乗り継ぎがメチャクチャ簡単です。
例えば地下鉄を降りて次にバスに乗る場合、
こんな案内に従って移動していけば、
こんな乗り場に来ます。
改札の中にバス乗り場があるんです。
一度改札を抜けることなく、バスに乗り継ぐことができます。
もちろん逆にバスから地下鉄に乗り継ぐ場合も
こんな案内に従っていけばホームに行くことができます。
もちろんストリートカーの路線も駅構内に乗り入れしてきています。
改札を出ることなく、スムーズにバス・地下鉄・ストリートカーに乗り換えできるのはめちゃくちゃわかりやすいですし、合理的なシステムだと思います。
これは全てTTCというトロントの公共交通が運営しているからだと思います。
バスの路線の分かりやすさ
日本のバスってどこをどう周って、どこに行く路線かが分かりにくいですよね。
ここでは、いつも僕が学校へ行くときに使っている路線をもとに紹介してみたいと思います。
少し分かりにくい図で申し訳ないのですが、これがいつも乗っている32番のバスの通る場所です。
自分はいつもこのバスの真ん中より少し左側から乗って一番右の終点まで乗る感じです。
図を持てもらうと分かりやすいのですが、バスは基本的にそのストリートを真っ直ぐ進むだけです。
例えばそこから南に途中で下りたい場合は、
このように29番のバスに乗り換えます。
南に下りたい通りで降りて、縦のバスに乗り換えるということです。
とてもシンプルで分かりやすいですよね!
ちなみにダウンタウンに行くときは32番のバスの途中にエグリントンウエストという駅があるのでそこまでバスで行き、地下鉄で行きます。
もちろんどれだけ乗り継いでも2時間以内なら3,2カナダドルで変わりません。
ただ個人的なことをいうと、エグリントンの通りは今絶賛工事中で車線が少なく、いつも朝は渋滞が激しいことだけが欠点です。笑
本日は以上
今回はトロント市内の公共交通について少し紹介してみました!
トロント自体が京都のような碁盤の目のような街並みであることもこの分かりやすい公共交通にも一役買っていると思います。
どのエリアに行くにも比較的移動しやすいので、とても便利なシステムだと思います。
トロントはエリアに寄って街並みが全然違ったりして面白いです。
ぜひトロントに来た際には乗りこなして色んなエリアに行ってみてください!
では、こちらからは以上でーす。