今回はいつもと少し違うテイストでお送りしたいと思います。
トロントでの家探しの様子を書きます。文章ばっかりでつまらないものになるかもしれませんが、よろしくお願いします。
今回の撮影機材は
Nikon Z6Ⅱ GRⅢX
です!
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今回のテーマは「家探し」。トロントにワーホリなどで来た場合、みんなが通る道だと思います。今回はその中でも夫婦で家を探した自分たちの経験をブログにしてみたいと思います。今後、カナダやトロントに来る方の参考になれば幸いです。
ホームステイ
自分たちがまずトロントに着いてから1ヶ月はホームステイをしていました。
ここに関してはエージェントを通してお願いしたので、難しいことは何もありません。
ちなみに2人でこんな部屋でした。
しばらく使った後なので汚いですが。。。笑
こちらのステイ先では、朝昼晩3食付いています。
3部屋をステイ先として貸し出している感じで、自分たち以外は韓国人でした。その4人でバス・トイレは共用です。
いつもではないですが、犬もたまにいます。笑
「シンバ」というおじいちゃん犬が週末だけ預かられていました。かなり可愛いです。
エリアはエグリントンウエストの駅からバスで15分ほどのエリアになります。
こんな感じの閑静な住宅街でした。
ステイ先の方々もめちゃくちゃ良い人たちでしたので、快適に過ごすことが出来ました。
どんなサイトが有るのか?
このホームステイ中の1ヶ月に次の家を探さねばなりませんでした。
ここからが本題です。
そもそも、日本での部屋探し家探しは不動産屋に行って、条件を伝えて。。。という手順ですが、こちらは違います。
こちらは基本的にオーナーと直接契約することがほとんどです。なので、インターネットのサイトなどにオーナーが「部屋空いてますよー」って感じで投稿して、借りたい人が連絡、内見をして、契約を交わすという流れになります。条件似合った物件を不動産屋の店員さんが紹介してくれるようなことはないので、一手間も二手間もかかります。更に英語でのやり取りなので、かなり面倒な作業でした。
探すにあたって使ったサイトが以下の4つです。
①Eメープル
②KIJIJI
③Craigslist
④ViewIT
①Eメープル
Eメープルとは、カナダ在住日本人用のサイトみたいな感じで、家探しはもちろん、求人情報、物の売り買いなど、様々なサービスがあります。
こんな感じのサイトになっていて、気になった物件にメールを送って内見の日付などをやり取りして見に行く感じです。
こちらではシェアハウスが多く掲示されています。トロントなどのカナダではシェアハウスはかなり一般的です。さらに日本人などの留学生はよりそちらの方が安く探せるので、人気となっています。
私達は夫婦で来ているので、シェアハウス以外を探していましたので、こちらには該当物件は多くありませんでした。
ちなみにプライベートの物件も2,3軒ほどあり、連絡しましたが返信はありませんでした。そのため、これ以上の情報は分かりません。
②KIJIJI
次は「KIJIJI(キジジ)」というサイトです。
もちろん現地のサイトになりますので、全て英語です。
こちらのサイトも上記、Eメープルと同じように物の売買や家、仕事等様々なものを募集したり応募したりできるようなサイトになっています。
簡単に言うと、オーナーや雇用主と直接やり取りするための場所って感じでしょうか。
日本で言うと「メルカリに物件情報も載せられます」的な感じですかね。
こんな感じで条件を絞っていくと、それに合う物件が表示されます。
そして気になった物件を投稿している人に連絡をとって、内見をして、良ければ。。。。という流れになります。
KIJIJIはどんな家でもあるので、シェアじゃない物件を探していた自分たち夫婦にとっては1番合っていたと思います。
返信率もEメープルに比べて良かったです。
今現在住んでいる家はこちらのサイトから見つけて契約することが出来ました。
Craigslist
こちらもほぼほぼ上記のKIJIJIと同じようなサイトです。
何か時代を感じますが。笑
ここから「housing」→「apt/housing」と進むとこんな感じの画面になります。
ここで、KIJIJIのときと同じように左側に条件を入れていくと物件が絞られていきます。
そこから気になった物件を投稿したオーナーに連絡をとって。。。以下同文。という流れになります。
こちらも比較的返信率は高かったように感じます。
上記の3つのサイトに関しては、クラシファイドサイトなので、詐欺のような投稿もたまにありますので注意が必要です。
部屋探しに関しては、必ず内見してから契約する必要があります。「他にも内見したいという人がいて、先に内見するんだけど、そこで決まってしまう可能性があります。先にデポジットを払ってくれればとっておくことができるよ。」とか、「オーナーなんだけど、引っ越ししてしまってエドモントンにいるんだ。だから内見はできないけど、良い部屋だよ。実際の写真を送るね。」とか。これらは全て詐欺です。1例目は知り合いが出会ったそうです。2例目は実際に自分たちが出会った事例です。自分たちは内見したり、オーナー本人に直接会わないと契約するつもりはなかったので、「直接内見したい!」とメールするとそれ以降返ってこなくなりました。笑
④ViewIT
このサイトは物件探しに特化したサイトになります。
不動産会社に委託しているオーナーもいる印象でした。
こちらのサイトでもやり取りは同じです。
気になる物件を見つけたらオーナーに連絡をして行く感じです。
上のように物件の地図情報から探すこともできるので、立地などを確認しながら探すことも出来ます。
私達の最初の家はこちらのサイトで見つけました。
実際の部屋探し〜1軒目〜
1軒目の家は「④ViewIT」から見つけました。
見つけるまでも上記のサイトも含めて20軒ほどにメールは送っています。返信してくれる率は25%くらいでしょうか。
Eメープルのサイトとか体と日本人に貸そうと思って投稿されているので良いですが、それ以外のサイトだと競争相手が現地の人です。
そもそも私達は得体のしれない日本人であり、お金払ってくれる保証もないので、貸す側としては優先順位が低い存在です。そのため、家探しはかなり難航しました。
それを意識した上で探していく必要があると感じました。
とりあえず第一の手順としては、サイトで見つけた良さげな物件に片っ端からこんな感じのメールを送りました。
Hello. I am Takamichi from Japan.
I am studying English now, and I am going to work at Toronto after graduating school.
I saw the ad about the room for rent on Viewit.
ViT :〇〇〇〇〇〇(number)←そのサイトにあった物件の番号的なもの
I would like to live with my wife.
We would like to move at September.
I am wondering if it is still available? I am glad if I am able to see the room.
Thanks. Takamichi.
めちゃくちゃ拙い英語しか使えませんが、こんな感じのメールをたくさん送りました。
そこから返信が来たり、電話が来たりするので、それに対応する感じでしたね。
電話はめちゃくちゃ緊張します。笑
8割何言ってるか分かりません。サンドイッチマン状態です。
そうこうしながら内見に行けたのは3軒。
そのうち、3軒目の家のオーナーさんもめちゃくちゃ良い人だったので、そこで契約していく事となりました。
契約する際は、まず契約事項の確認書みたいなのが送られてきました。
それをオーナー側と確認して、どんな条件があるのか、家賃はいくらなのか、など少しずつつめていきます。
同意をすると、サインをしてデポジットと最初の月の家賃を含めて振り込むことになります。
後は当日に鍵をもらって入居完了です。
このときはカナダでの初めての賃貸契約だったので鍵がもらえるまでは詐欺ではないかとドキドキしてました。笑
ただ、オーナー本人にも会えていたし、領収書ももらえたし、実際に住むところも確認できたので大丈夫でした。
そうして契約出来た家がこちらです。
そして謎の巨大フォーク。
うさぎなどの野生のお客様が来る庭もついていました。
こんな感じのところですが、めちゃくちゃ広いところでした。
この家には2ヶ月住んでいました。
広くて庭もあって、静かなエリアであったのでかなり気に入っていました。
本当はここで1年間過ごそうかと思って借りたのですが、いくつかの理由か引っ越しをして別のところに今は住んでいます。
まず、こちらの家はエグリントンエリアにあり、駅から徒歩15分ほどのところでした。
一軒家をベースメント(半地下)、1階部分、2階部分の3つに分けて貸し出されているタイプの部屋でした。
そして私達はベースメントの部屋に住んでいました。
ベースメントなので広さの割に賃料は安かったのです。キッチンも広いし、ベッドルームはリビングとは別だし、洗濯もし放題だし、もちろんプライベート。
それでも引っ越しを決意したのは以下の理由からです。
①寒い
日中でもあまり日が当たらないので、気温は低いです。住んでいた当時は7月とかでしたので、涼しかったですが、夜とかはかなり冷えていました。夜には冬用のスウェットを着てちょうど良いくらいでした。
②日当たり
ベースメントの部屋にしては大きな窓もあり、日が入ってくる方ではありました。だからここに決めたのですが、思った以上に日は入ってきませんでした。
内見に行った日がめっちゃ晴れてて、太陽の向きが良い感じの時間帯だったのです。笑
③湿度
半地下なので、湿度はそれなりにあります。それだけならば良かったのですが、ベッドルームの床に少しカビが生えてしまうエリアがありました。内見の際はそこは確認できなかったです。
④駅から少し遠い
徒歩15分。地下鉄のとおりに近いのでバスの本数は多くありませんでした。ここに関しては契約する前に分かっていたことなのですが。。。
以上の4つの理由があったのですが、引っ越ししようと決意した決め手はこれらの理由が、冬になったときさらなる威力を発揮してくると感じたからです。
この家に住んでいたときは夏の時期なのでまだ良かったのですが、冬になるとマイナス20℃になることもあると言われるトロント。日もそんなに出ないでしょうし、寒いのはもっとです。その中、駅まで徒歩15分はかなりきついと感じました。
退去する際ですが、「1ヶ月前までに知らせる」という契約を結んでいました。また、「month to month」と言って1ヶ月ごとの更新的な契約がでしたので、2ヶ月で退去することが出来ました。こちらでは最低1年の契約が多いので、そこは助かりました。もし1年の契約だったら、引っ越しで出ていくにしても1年分の家賃を支払わなければいけないこともあるそうです。
私達はオーナーさんに事情を話して、退去したい旨を伝えると理解してくれ、退去することが出来ました。
契約の際にはどんな条件で契約しているのか、契約の形態などしっかりと確認しておくべきだと実感しました。英語での契約になるので、難しい言葉もあると思いますが、調べながらでも時間をとって読むことが大切ですね。
1軒目は「初めての家探し、得体のしれない日本人には貸しづらい、あと1,2週間でホームステイが終わるので見つけなければホームレスという危機感」のトリプルパンチで急いで契約してしまった感がありました。
家探し2軒目
そしてここからが今住んでいる家についてです。
まず②「KIJIJI」というサイトから見つけました。こちらも1軒目の家と同様でオーナーさんと直接契約する形です。
こちらの物件は古めのコンドミニアムで、3階の部屋です。
地上の部屋なので、日当たりも良好です。また、古い割には共有スペースなどもかなり綺麗に保たれていて好印象でした。
こんな感じの部屋です。
コンドミニアム内には古い設備ではありますが必要十分なジムもあります。
家賃も古いだけあって、相場よりは安かったと思います。
オーナーの方もまた良い人だったので、契約する事になりました。
ちょうど契約する際は、オーナーがバカンスでヨーロッパに滞在中だったので、直接会うことが出来ないという状況でしたので、最初は詐欺かと疑っていました。しかし、今住んでいる方に連絡をとってもらって内見をすることができました。そして、オーナーとはテレビ電話を用いて契約の内容を話すことも出来ました。
最終的な本当の契約とデポジットなどの支払いはオーナーがトロントに帰ってきて、直接会ってから支払っても良いと言って頂いたので、信頼できる方だと思いました。
そして実際にトロントで直接会ってから契約を進めました。
こちらの契約は来年の5月末まで。つまり、もうワーホリ期間中にはここから引っ越すことはないと思われます。住んで2ヶ月が経ちましたが、不満はほとんどなく快適に暮らすことが出来ています。
まとめ
カナダ、トロントでの部屋探しの経験を通して大切だと思ったポイントは4つです。
①「自分たちが外国人であること」を自覚して部屋探しをすること。
日本で置き換えて考えてみると、見ず知らずの外国人が来て、「家貸してください。仕事はこれから探していきますので。」という人には貸しづらいと思います。
②契約の際は、内容をしっかりと確認し、言われたことを鵜呑みにするのではなく、こちらからも提案して契約を作っていくこと。
こちらでは契約は「お互いに交渉して作っていくもの」と言う認識が強いように感じます。オーナーさんが送ってきた契約書のまま進むのではなく、不明な点は尋ねたり、変更してほしい部分は相談しながら変更していき、合意できれば契約完了という感じです。
③必ずオーナーさんなどと直接会ってから契約すること。
ネットが進んだ時代ではありますが、それを使った詐欺なども多くなっていることも事実です。だからこそ、直接会って本当に信頼できる人か判断することは大切だと思います。最後の判断は自分の感覚的なものだとは思いますが、直接会ってからの方が絶対に良いです。私達も必ず直接会ってから契約すると決めていました。
④とにかくたくさん連絡すること
上記の①の理由などからも相手にされないことも多いです。とにかくたくさんの連絡をとってみることが大切だと感じました。どれだけたくさん送っても返信率は低いです。そこから内見まで発展する確率はもっと低いです。更にそこから契約成立するにはもっと低い確率です。とにかく数を打つことが大切だと思いました。
本日は以上
今回はトロントで家探しをした私達の経験を書きました。
旅の情報とかでもないので、面白くはなかったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
もう10月、朝の気温は5℃。もう冬が確実に近づいて来ていますが、何とか快適に暮らせそうな家を見つけることが出来ました。笑
それではこちらからは以上でーす!