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イスラム建築は美しい〜マラケシュの建築物〜

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おはようございます!こんにちは!こんばんは!

 

リアルタイムではモロッコのエッサウィラ。海辺の小さな町で猫に癒されながらゆっくりと過ごしています。

 

さて、ブログは今回がマラケシュ最終回。マラケシュで訪れた2つの建築物をメインに紹介していきたいと思います。

前回のねこ記事はこちら「マラケシュのメディナにはねこがいる

 

使用カメラ・レンズはこちら

Camera:Nikon Z6Ⅱ・Nikon Z7Ⅱ・Leica Q2

Lens:Nikon  Z24-120mm F4, Z50mm F1.2, Z14-24mm F2.8, Z40mm F2, Z85mm F1.8

 

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それではいってみましょう!

 

街中にあるモスク

マラケシュの街中を歩いていてもモスクには出会います。

このような形の尖塔が特徴的ですね。

 

以前紹介したクトゥーピヤモスクはマラケシュ最大のモスクなのですが、ムスリム以外は中に入れません。

 

そんなマラケシュにはいくつか古くから残るイスラム建築物があります。

今回はそのうちの2箇所を訪れたので、紹介していきたいと思います。

 

バヒア宮殿(Bahia Palace)

1つ目に訪れたのは「バヒア宮殿」です。

こちらは19世紀の中頃、アラウィー朝の宰相の私邸として建てられたそうです。宮殿の名前にもなっている「バヒア」とはアラビア語で「美しい」「輝かしい」といった意味だそうです。しかし、宰相の妻の一人「バヒア」の名前からとられた説もあるそうです。

後には宰相だけではなく、モロッコの官僚たちもこの宮殿に住み、政治を動かしていたそうです。

宮殿はモロッコ伝統の建築スタイルに、スペインのアンダルシア地方の建築、アラブの建築様式を融合したものです。

 

入り口すぐのランプからもう豪華な雰囲気が漂っています。

リヤドなどにもあるこのモロッカンランプ。めちゃくちゃ繊細な模様が彫られていて美しいです。

 

入ってすぐの中庭です。床にはブルーとホワイトを貴重としたタイルが敷き詰められ、壁面の上部から天井にかけてはキレイな彫刻が掘られています。

 

天井を見上げてみるとこの通り。

どれだけ細かいか伝わりますか?

どうやって作るんだろう、これ。

 

天井の真ん中には光を取り込む窓。

ここから入る光もまたきれいですね。それにしても模様の繊細さがすごい。

 

メディナ内の門なども同じなのですが、このような形のアーチがイスラム建築では多く使われている印象ですね。

 

一番奥の大きな中庭みたいなところに出てきました。この周りが一つ一つ部屋になっていたようです。

 

周りの回廊もタイルが綺麗です。この日もマラケシュは暑かったので、日陰になって良い休憩場所です。

 

この回廊ではネコも木陰で休んでいました。確かここは入場料が大人70DHだったのですが、ネコの入場料はいくらだったのでしょうか。

 

そのとなりには大きめの緑が生い茂った中庭が続きます。こちらもしっかりと手入れが行き届いており、綺麗です。

ステンドグラスと手前のタイルが良いですね。

 

水場の真ん中に花を活け、落ちた花びらなどが水面に浮いています。白の大理石でできたこの水場に光が当たってそれはもう綺麗です。

 

お花も咲いています。これはハイビスカスでしょうか。

 

立派な絨毯が敷かれた休むところ。宰相殿もここでモロッカンティーを飲んでいたのでしょうか。

 

ティーの器もカラフルですね。

 

このような展示を過ぎると出口です。中はマラケシュの喧騒から逃れて静かな空間で涼しいので、ちょうど良い休憩になりました。

 

マドラサ・ベン・ユセフ(Ibn Youssef School)

続いては「マドラサ・ベン・ユセフ」です。

「マドラサ」とは、イスラム教の指導者、学者であるウラマーを養成するための神学校のこと。

こちらのマドラサは、16世紀にこのマラケシュの地に創設されたものであり、他のマドラサと同様に宿舎も兼ねた神学校として使われていたそうです。

 

中央にはこのような中庭があります。周囲の回廊には、漆喰と木彫りによる繊細な装飾がされています。

 

下部のブルーのタイルから白のタイル。そして木彫りの茶色の配色がとても綺麗ですね。

 

この写真でいかに繊細な彫刻がされているか伝わると思います。

 

中庭の真ん中には水盤と呼ばれる水が貯められているところがあります。先程のバヒア宮殿にもありましたね。

雨がそれほど降らない砂漠みたいな気候のマラケシュですから水がかなり貴重だったことが想像できます。その中においてこのようなものを作ることは富の象徴だったりしたのでしょうか。個人的な推測です。笑

 

2階に上がってきました。回廊の周りにはこのように多くの小さな部屋があります。本当にたくさんの人がこのマドラサに住んでいたのですね。当時は多分かなりのエリート達だったのだろうと想像できます。

 

中庭前のシャンデリアも豪華そのもの。タイルも木彫りの装飾もとても綺麗です。

 

2階の窓から中庭を。

昔の神学校の生徒さんたちもこの景色を眺めて休憩してたのでしょうか。

 

最後に下に降りてきて1枚。手前のタイルから壁面。そして上部の木彫りの装飾までの一体感がすごいです。

 

学校に入ってこの中庭を最初に見ると迫力が凄かったです。

 

 

今回はここまで

今回はモロッコのマラケシュにある2大イスラム建築物を訪れたので、それを紹介しました。

世界一周のときに訪れたスペインのアルハンブラ宮殿やマレーシアのブルーモスクやピンクモスクなどしか大きなイスラム建築は行ったことがありませんが、そのどれもとても美しいです。イスラム建築の装飾の細かさは息を呑むものがあると思います。

もちろんキリスト教の教会や修道院などの装飾も細かくてスゴいですし、日本のお寺などの彫刻もかなり細かいと思います。

それとはまた違った様式で造られたイスラム建築物。もし、どこかで訪れることができるチャンスがあるならばぜひ1度は訪れてみてほしいです!

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それでは、こちらからは以上でーす!

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